農楽塾総監督/ソプラノ
中嶋 彰子
シドニー大学・音楽院卒業。1990年、全豪オペラ・コンクールで優勝。同年、シドニー・オペラハウスとメルボルン・オペラでデビューを飾る。1992年にはサン・カルロ歌劇場にてヨーロッパデビューを果たし、ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約を結んだ1999年からは、日本での本格的な活動もスタートする。2012年以降はプロデュースや演出にも力を入れ、2014年には、よみうり大手町ホールで開催された「モーツァルトハウス・ウィーン in ジャパン 2014」で総合企画監督を務め、高い評価を得る。2016年には中嶋彰子プロデュースの舞台作「夢幻能-月に憑かれたピエロ」がシオン国際音楽祭へ出演。第14回「出光音楽賞」受賞。モーツァルトハウス・ウィーン、アーティスティック・アドバイザー。2017年9月よりウィーン私立音楽芸術大学(MUK)舞台芸術学部・オペラ科独唱専攻の教授に就任。群馬観光特使。
農楽塾アドバイザー/バリトン
福島 明也
東京藝術大学卒業。同大学院、及び文化庁オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノ留学。新国立劇場開場記念『健・TAKERU』主役、市川團十郎演出新国立劇場『鳴神』鳴神上人、二期会『仮面舞踏会』レナート、薬師寺での平城遷都1300年記念オペラ『遣唐使〜阿倍仲麻呂』主役や、また'12年イギリスにて『カーリュー・リバー』、'15年ベトナムにて『竹取物語』など、国内外において活躍。「第九」ではC.デュトワ、L.マゼール、K.マズアとも共演。東京藝術大学教授。二期会会員。
総監督助手
15歳のときに出逢ったウィーン・ミュージカル「
ウィーンを拠点にワークショップ、コンサート等に出演、
2015, 2016, 2017年秋期, 2018春期
音楽担当
日本国内での最近の活動としてはラフォルジュルネ金沢、東京春音
2018春期
ソプラノ(イタリア語 / ドイツ語)
マグダレーナ・レンヴァルト
オーストリア・チロル生まれのイタリア出身。フローレンス大学にてイタリア文学を学ぶ。ローマ、サンチェチリア音楽院にて声楽家主席修了し、のちにウィーン私立音楽芸術大学にてオペラ科を修了。2016年ナポリ、サンカルロ劇場にてツゥムリンスキー作曲オペラ《こびと》でデビューし、翌年は《エレクトラ》で出演。その他《蝶々夫人》《ワルキューレ》ジークリンデ役など、ドラマティックな役柄を得意としている。舞台の他に教育者としても活躍しており、ウィーン国立音大、ウィーン私立音楽芸術大学、ウィーンフィル夏期講習で語学講師を務めている。
2018春期
テノール (曲解釈 / 技術)
ゲハルト・カーリー
ウィーン国立音大、ならびヴェルディ音楽院にて声楽を学ぶ。1966年より主役級第一テノールとして、フォルクスオーパー、オーバーハウゼン、ザーブルッケン、ザルツブルク、インスブルックなどでキャリアを積む。その他オラトリオやリートの分野も得意とし、オーストリア国内はもちろん、ブラジル、カナダ、アメリカなど国際的な舞台でも活動の場所を広めた。1980年より指導者としてのキャリアを開始し、1986年ウィーン国立音楽大学声楽科主任教授に就任する。ベテラン・コーチとしてポーランド、フィンランド、イタリア、韓国、中国などの音楽大学やオペラハウスに招待されている。
2017年秋期指揮者ダニエル・リントンオーストラリア、シドニー出身。モーツァルトテウム音楽大学指揮科卒業後、リンツ州立歌劇場専属指揮者として活動。その他バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭にも音楽スタッフとして活動し、歌手からの信頼を受けるピアニスト兼指揮者。
2017年春期
ピアニスト(リート / 歌曲伴奏)
村上 明美
ミュンヘン国立音楽大学大学院リート伴奏科にて、マイスター・ディプ ロムを取得。2015年、宮廷歌手アンゲリカ・キルヒシュラーガーのピアニストとしてウィーンにて歌曲演奏会デビュー。これまでにオーストリア、ベルギー、イギリス等ドイツ国内外の国際音楽祭、演奏会に多数リートピアニストとして召集される。2017 年よりミュンヘン宮廷にて開催される歌曲演奏会シリーズ 「LIEDERLEBEN」では 、プロデューサー兼音楽監督を務める。同年、リート・デュオ パートナーのアンドレアス ・ブルクハ ルトとの CD デビューも予定されている。
2017年春期
テノール (リート / ドイツ語)
マルク・メゲレ
ドイツ・ミュンヘン在住。 ケルン国立音楽大学音楽部オーボエ科、ミュンヘン国立音楽大 学音楽部声楽科卒業。ミュンヘン室内楽オーケストラ、バイエ ルン放送局オーケストラと共演の他、ミュンヘン・プリンツレ ーゲンテン劇場にてオペラデビュー。歌曲、オラトリオの分野 でも活躍し、これまでにシュヴェッツィンゲン音楽祭やベルガ モ・ドニゼッティ音楽祭に出演。2008 年より、男声アンサンブ ルメンバー「ノスタルフォニカー」の一員として、ドイツ各 地、南アメリカや日本など国際的に演奏活動を積極的に行って いる。これまでに、ソリストとしてバイエルン放送局オーケス トラとの CD がリリースされている。
2017年春期
イタリア語
マルコ・グラッソ
イタリア・ジェノバ出身。1993 年よりオーストリア・ウィー ン在住。ウィーン大学大学院日本学科卒業。2012 年よりイタリア文化 を振興する文化機関ダンテ協会ウィーン支部事務局長。これま で、ウィーン商工会議所主催イタリア語スピーチコンテスト全 国審査員、イタリア語検定 PLIDA ウィーン責任者等の他、文化振興としてイタリア大使館でのピアノリサイタル、オーストリ ア国会議事堂でのイタリア EU 議長国記念祭、国際的音楽家による講習会をダンテ協会ウィーン支部にて主催・共催してい る。
2017年春期
ピアニスト (イタリア語)
今井 寛子
1997 年よりオーストリア・ウィーン在住。 ウィーン国立音大大学院ピアノ演奏科卒業。日本演奏連盟主催 による東京文化会館でのデビューリサイタルを始め、"シンフ ォニー・オーケストラ・ベルリン"とのベルリンフィルハーモ ニー大ホールでの共演、中東にてテレビ中継されたトルコ・イ スタンブール国際音楽祭出演等、これまで多数の音楽祭に出 演。中でもイタリアでのリサイタルを多く行っており、2013 年よりブレシャ音楽院ピアノ教授のジェラルド・キミーニ氏と 共にイタリア、ガルダ湖にて、チェントロ・ストウーディ基金 ピアノ・マスタークラスを主催している。
2015,2016年秋期
2016年秋期
振付師
下川 愛帆
ウィーンコンセルバトワールを卒業。 南アフリカBaxter Theater出演。障害者でありながらも振付家であるMich
2016年春期
ピアニスト(コレペティトール)
エリック・マカニック
ワシントンD.C生まれ。12歳からヨーロッパとアメリカ各地でピアノ演奏者としての活動をスタート。1989年には、ファビオ・メケッティ指揮の下、ケネディーセンターにてワシントン・ナショナル交響楽団と共演し、オーケストラデビューを果たす。メリーランド大学音楽学部を卒業後、ドイツ・ヴゥルツブルク音楽大学のマスターコースにて舞台伴奏者としての単位を取得。その後、ソリストとしての活動を続けながら、11年間ニュルンベルク音楽大学で伴奏科の講師を務める。2007年より、ウィーン・フォルクスオーパーの専属コレペティトールに就任。歌手のコーチや演出稽古のピアニストとして活躍している。
2016年春期
オペラ演出家(スズキメソッドによる演技指導)
十川 稔
大阪大学文学部に学ぶ。1975年SCOT入団。鈴木忠志演出のギリシャ悲劇、シェイクスピア等を演じ、20カ国70都市に及ぶ海外公演に参加。1994年オペラに演出に携わり、錦織健プロデュース『愛の妙薬』『セビリアの理髪師』『後宮からの逃走』、米パーム・ビーチオペラ『蝶々夫人』、千住明『滝の白糸』等、モーツァルトと中心にバロックから現代まで数多くのオペラを演出。二期会オペラ研修所、東京藝術大学等で舞台演技を指導。